認知症と仮人格

認知症高齢者は、感覚器官からの情報も正しく処理できず、自らの生理的衝動をぶつけたり、暴力になってしまったりして混乱している。これに対してはどのように対処していくべきなのだろうか?

私は認知症高齢者に対しては、職員、家族などの支援者が仮人格を決めてしまい、それに則った行動をすることで、認知症高齢者の人格を再構成できるのではないかと考えている。高齢者はたくさんの人生を生きていて、様々な役割を果たしてきたことが多いから、想像力を膨らませれば。いろんな定義ができるだろうと思う。

特に施設などでは、いろんなスタッフがいるのだから、それぞれの知見をつなぎ合わせていて、認知症高齢者がどんな人だったか考えてみるといい。生活歴から正解を導き出そうとするのではなく、スタッフの私見でかまわないのである。むしろそちらのほうが仮人格にリアリティがまして、周りの反応が自然になるだろう。

認知症高齢者は今を生きるツールを失っている。それを如何にして回復させるかが、支援者の腕の見せ所であろう。仮人格はそのための定義、脚本と言ってもいい、スタッフと高齢者は役者、地域は観客である。わたしはこれこそバーちゃんリアリティと名付けたい。高いVRゴーグルがなくてもいつでもできるのである。

仮人格を与え振る舞っているうちに、どんどん仮人格から逸脱し、その人らしさを発揮していくのだ。そうなって安定していったら、その人格はその方のものだと思う。人間には膨大な情報が蓄積されているので、それを再構成すれば、日常生活を送る程度の人格を回復させるに充分である。環境をどう整えるかの問題は残るけれど、関係性の構築が容易であるならば、そんなに難しくはないとは思う。

認知症ケアはいつもドラマチックな劇場なのである。

その方はどんな方だと思う?っていうやり取りから全ては始まる。

幼児的万能感と無邪気な拝金主義

ツィッターで@tantan4423 という人がいる。この人は副業介護職を名乗っている。島根の老人保健施設で月8回の夜勤をこなしているそうであるが、定かではない。資格は初任者研修とたん吸引の資格のみ。

2019年9月現在26歳だそうだ。彼はブロガーであり、そこから多額の収入を得ているそうである。興味のある方はブログを見ていただければ結構であろうと思う。その内容と、前提となる知識はなく、ほとんど言いっぱなしのブログであり、矛盾が多い。

日本の介護保険制度や、生活保護制度、社会福祉の制度に関してはほとんど知らない。専門職としての適性が疑われるレベルである。一見介護士を擁護するようなことを言っているが、その主張は、介護士にお金をばらまけば全ては解決するという、浅はかな発想しかない。それが多くの人の怒りを買っている。

彼にはなぜ周りの人が怒っているか理解できないようだ。みんな貧乏だから、劣悪な待遇だから、怒りを恵まれた@tantan4423に向けているのだろうと思っている。たくさん稼いでいる人への嫉妬だと思っているようだ。つまりお金さえあれば、みんな心が和らいで、ハッピーになると無邪気に思い込んでいるようなのである。

彼はすぐに感情的になる。容易に家庭内暴力を振るうタイプではないかと思っている。理詰めで責められた時、理解できないので簡単に暴力に走る。彼はそういうタイプであろうと思う。男性にはよくありがちである。

介護現場で働いている人たちからすると非常に不愉快な言葉を発することが多い。認知症の対応、生活保護、介護保険など無知と能力不足ゆえの誤解を流布しているからである。

さらなる問題として彼は長い文章を理解できない。それらは全てマウンティングと受け取るだけだ。なのでこの文章も多分理解できていない。文字だけのブログなど彼の理解の範囲外にあるだろうから。

彼は介護士に対する社会の好感度を利用して、自分のブログへのアクセスを誘導し、自ら利益を得ているだけの存在である。彼がいくら儲かったとしても、日々奮闘する介護士たちの待遇は何一つ変化しない。そんなことよりも、利用者の身の回りのものを持ってきてもらえるほうがよほど助かる。街中で歩行介助や車椅子で乗り降りしているときに少し待ってくれてもいい。それだけで介護士は助かる。

彼の活動によって介護士の社会的な位置など何一つ変わらないことを明記しておく。むしろ嘘を垂れ流される分、害悪が大きい。彼は自分の利益のために介護士を利用しているだけなのだから。

彼は介護福祉士ではないので、介護士を名乗ってはいけない。

実際に現場に出ているのは月8回の夜勤だが、そのレベルは非常にあやしい。勤務している老健ではほとんどお荷物になっていると判断できる。現役介護職を売りにしているわりには、日々のケアに関する記述がほとんどない。@tantan4423氏をみたとたん、利用者が拒否したようである。かれは男性が怖かったからと言っているようだが、そんなことはないと思う。見慣れなくて馴染みがないから、怖くて逃げたのだ。

認知症の対応はストレス、介護職は腰痛がつきものなど、通り一辺のことしか述べることができないのは、自分の経験として咀嚼していないからだろうと思う。自分の介護現場の利用者のことに関してろくに知らないものと思われる。その程度のレベルであろうと思います。そんな人間の書いたブログが信用できますか?