外の世界に出てみると、本当に光にあふれている。素晴らしいケアのイベント、新しい介護のあり方、劇的な回復事例等々
そんな事例の陰で、罪の意識にさいなまれながら、ギリギリの状態で介護を続けている人たちがいる。彼らの多くは陽の目をみることもなく、苦しみながら生きている。そう、同じ太陽と月の下で生きているのだ。
そういう人たちを忘れたくないと思うのだ。
本当に苦しんでいる人たちに寄り添うには、そこまでいかないとその姿は見えてこない。もしかしたら単に施しを与えて自己満足にひたっているだけかも知れない。